Nokia E90購入2008/01/13

昨年末ごろから円高と値下げの両方でとうとう10万円を切ったので、とうとう買っちゃいました。
自分へのお年玉です。

今回も前回の5700XpressMusicにつづいて1SHOPMOBILE.COMから購入しました。
前回はEMSで送られてきましたが、今回はFeDexでの配送であとで関税の請求書が来ないかちょっとだけ心配です。

今回は1月2日(水)に注文して1月4日(金)に発送、1月7日(月)に配達というぐあいでした。これまで2回の注文からして翌々日に発送されて、3日後に配達というのがだいたいの日程です。待ってるのも楽しみなのでこのぐらいなら大丈夫です。即日発送までいかなくてもせめて翌日に発送してくれるとというのはありますけどこのぐらいならいいでしょう。

さて、ワクワクしながら箱を開けます。携帯電話ではないCommunicatorと初対面です。
大きさはAdvanced/W-ZERO3[es]よりちょっと大きめですが決して大きすぎることはありません。
手に取ってみると金属の質感と重量感が値段に見合った感じですごくいいです。
今度は、開いてみてキーボードを触ってみるとその感触がまたいい感じ。硬すぎず、柔すぎず。クリック感もいい感じで好きな感じです。

一通り触った後にSIMカードを挿してみます。ちゃんと発信されました。とりあえず、電話機としての動作には問題はなさそうです。
つづいて、今度は日本語化です。まず用意するのはY-Browserで、これでZ:\Resource\Fontsフォルダのファイル名を調べます。あらかじめ抜き出しておいたSoftBank 705NKのフォントのファイル名をWindowsマシンでE90のフォントファイル名にあわせてリネームしmicroSDに「\Resource\Fonts」というフォルダを作成しそこにコピーしてE90に挿します。
E90に挿したら一度電源を切って再起動するのですが、このときACより電源を供給しながらやるとダメなので電源が切れたら一度ACアダプタから外す必要があります。
再起動したら日本語が表示できるかを確認しますが、とりあえずPCとリンクして連絡先のデータを取り込んで表示させます。

ちゃんと表示されるのを確認して今度は日本語入力の方に取りかかります。日本語入力はいろいろとありますが、M-FEP60を使うことにします。ただ、M-FEP60には開発者証明書を取得しなければならないのですが、なぜかSymbianSignedに接続できません。とりあえず、この日は時間も遅くなっていたのでここまでにしました。
翌日気を取り直して再度SymbianSignedへの接続を試みるとようやくつながりました。サイトのレイアウトが若干変わっていて迷いながらも何とか開発者証明書を取得してインストールしました。

ひとまず、入力を確認して今度はメールで実際にやりとりしてみます。これは日本語のエンコードを見るためです。結果は残念ながらダメでした。日本語のエンコードができません。
でも、ここであきらめてはせっかくの高機能マシンが台無しです。そこで、思い切ってファームフェアの書き換えを決断しました。というのは、いろいろと調べてみるとメールが使えている人がいるからです。そういうことであれば、日本語メールがエンコードできるファームウェアが存在するはずですから。でも、JAFのE90用FBUSがあれば問題ないんですが、これがないのでUSBでの接続となります。ダウングレードではないにしろアップグレードではないので失敗する可能性があるなかの決断です。

記録をとらずにやっていったので間違っているかもしれませんが、最初のファームウェアはマレーシア版だったと思います。さて、できそうなのはと考えながら最初に試したのはタイ版です。ローカルモードにしてから書き換えを開始したのがまずかったらしく途中で固まってしまいました。あぁまたか。と思いましたが、ココはあきらめるわけにいきません。まだ数日で10万円が無駄になると考えると執念があります。いろいろとやっていくと無事に電源が入りました。ホッと一安心です。
気を取り直して再チャレンジです。今度はうまくいきました。
上記の手順で日本語の入力ができるところまで済ませ、メールのテストの時点で問題発見。キーボードの文字と入力される文字が違うのだ。これは問題外ですね。タイ版用のキーボードを探すのはナンセンスなんで次のファームウェアを探しました。
つぎは、ヴェトナム版を試します。ドキドキしながらファームウェアの書き換えが終了します。日本語化してメールのテスト。これもダメでした。
つづいて、今度はインド版にチャレンジです。あいかわらずファームウェアの書き換え中はドキドキします。今回も無事に成功です。日本語化してメールのテストです。送った先のケータイをみたらちゃんと日本語が表示されているではありませんか。ようやく探し当てました。無事に成功です。
あとは、ふだん使う接続などを設定したらとりあえず終了です。最後までがんばった自分を褒めてあげたい気分です。

こうやって、日本語化が済んだ端末を目の前にして高価ではあったけどそれだけの価値がある端末で満足感が高いです。